旅立ちへの備え?2014/04/13 20:10

旅立ちへの備え?
背丈の低い草が生え始めた公園の芝生。
こう言った場所の常連とも言えるツグミは、今日も大忙し。
地中のミミズ等を捕らえている様です。
すたこらと駆け回り、時々立ち止まって、鋭いくちばしを土中に突き刺します。
ツグミ
今日はしきりにこんな動作を繰り返していました。
渡来元であるシベリア等北方への旅立ちが間近に迫っている筈。
途方もない長距離移動。その為にも翼を訓練しておかないとと言う事かも。
ムクドリ
似た体形のムクドリは、旅立つ事のない定住派。
ツグミと同様に土中生物の捕獲に大忙しって言う感じでした。
草の背丈が低い今は、獲物の居そうな場所を探すのに絶好の時期。
すたこらさっさと駆け足で、めぼしを付けた次の場所へ・・

※4/13に都内で撮影

目に眩しい2014/04/14 20:58

目に眩しい
サクラの花が散った後の楽しみと言えば、瑞々しい新緑を目にする事。
今日も穏やかな春空をバックにきらきらと輝いていました。
タブノキの芽
とにかく今は自然界に活気がみなぎる時期。
タブノキの芽も空に向かって勢いよく突き上がっていました。
サクラの若葉に穴
サクラの若葉も目に眩しい。
しかしこんな風に穴のあいた葉っぱを多く見かけます。
一体どうしたんだろうと思うのですが・・
ナナフシ
穴あけの有力容疑者と言えばこれ。不思議な形の昆虫・ナナフシです。
サクラの若葉が大好物。新緑の時期になると決まって姿を現します。
今年もジャストインタイムでの幼虫登場となりました。
自然のタイムテーブルは、実に正確に構成されているんですね。

※4/14に都内で撮影

黄緑色の絵の具が・・2014/04/15 20:20

黄緑色の絵の具が・・
今の自然の風景を描くには、黄緑色の絵の具がいくらあっても足りない位。
穏やかな陽射しを浴びてなお一層の輝きを放っていました。
若葉の輝き
自然の歩みはかなりの早足。
濃すぎないこの緑色を楽しむのは今の内だけです。
ハナミズキの花
若い緑の競演の中で一寸異質な紅色を目にしました。
ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の開花です。
花びらの様に見えるのは総苞と呼ばれる部位で、実際の花は中心の粒々だとか。
でも感覚的には、どう見てもこれが花だなぁと・・
ツマグロオオヨコバイもチュッ!
活気づく自然の中、昆虫たちにも恋の季節が到来した模様。
越冬明けのツマグロオオヨコバイも、春の陽気に誘われて、チュッ!

※4/15に都内で撮影

桜の若葉で2014/04/16 21:30

桜の若葉で
桜の若葉が大好きなナナフシ。今年も時期を合わせて誕生しました。
細長い身体をゆらゆら揺すって動く姿は頼りない限りですが、食欲は旺盛。
正に昆虫界のやせの大食いと言えるのかも。
ナナフシ全体像
お尻を跳ね上げて、バランスをとりながら葉っぱの裏を移動中。
見れば見るほど不思議な形です。
ナナフシの頭
でも拡大してみればこの通り。ちゃんと目もある。短いけれど触覚もある。
昆虫の体形基準はしっかりクリアーしています。
ただバランスがかなりおかしいと言うことだけですね。
超美味らしい
食い荒らされた桜の若葉を見て、全てナナフシの仕業と決めつけるのは早計です。
今日はこんな食事風景も目にしました。見る見る食い跡が拡大中。
人も桜餅として食べる位だもの。昆虫達にとっても超美味なんでしょうね。

※4/16に都内で撮影

イリオモテ?2014/04/17 21:24

イリオモテ?
若草萌える草地を歩くのは実に気持ちいい。
でも何やら視線を感じたので辺りを見回したら・・
大きな木の幹の陰からこちらをうかがうノラの姿あり。
ワイルドな顔
こんな顔していました。
君はイリオモテヤマネコの親戚かと言いたくなるワイルドさ。
春の陽射しが眩しいのか、縦長の猫の目が点になっていました。
キュウリグサ
ワイルドなノラと出会った草地に咲いていた小さな花。
その名はキュウリグサ。葉っぱを揉むとキュウリの匂いがするんだとか。
いつも家に帰ってから、揉んでみりゃ良かったなと反省することしきり。

※本日撮影の画像ではありません(4/16に都内で撮影)