賑わいと寂しさと ― 2012/11/23 22:22
このコラムの画像は、昨日11/22に撮影したものです。
▲ヨシ原の黄金色も今がピーク。それを映す水面も同系色に染まっていました。
漂っているのは、長い冬をここで過ごす為遠方から渡って来た水鳥たち。
時を同じくして数多くの種類が渡来し賑わいを見せています。
この画像ではオナガガモ、ヒドリガモの姿が確認出来ます。 尾羽をふりふりする動作が何とも可愛らしいハクセキレイ。
こちらは一年中目撃可能な野鳥なんですが、冬の間は特に多く目につきます。
冬枯れの景色の中では、白黒はっきりした体色の目立ち度は抜群。
その為でしょうか。一時も警戒をゆるめない機敏な動きを見せています。 この先の自然観察散歩では、主に野鳥たちの姿に目を奪われる事が多くなります。
何しろ昆虫の世界の寂しさはつのる一方。
目にするのは、卵やさなぎの形で冬を越そうとする物が殆ど。
例えばこれ。ナナホシテントウのさなぎです(推定)。
但しこの種は冬の間も活動を続けるタフな奴。成虫になる日が近いのかも。 こんもりと盛り上がった土の小山を見つけるのも、冬の草原の楽しみ?。
いわゆるモグラ塚。地中生活をするモグラがトンネルを堀った結果の残土です。
一度施工主にお目に掛りたいと思っているのですが、いまだかなわず。
何しろ、地上に出て太陽にあたると死んじゃうなんて説もある位ですから・・
(どうやらこの説は誤りらしい)
※11/22に都内で撮影