陽射しさえ戻れば ― 2012/11/24 19:45
冬木立を吹き抜ける北風の日々も間近に迫っています。
季節もここ迄進んでしまえば、昆虫との出会いは到底無理かなと思いましたが・・ 嫌な雨がやみ、明るい陽射しが戻りさえすれば、まだまだ大丈夫。
今の時期のおなじみの顔ぶれに出会う事が出来て、ほっと一息でした。
渋く紅葉したクヌギの葉にいたのは、ほぼ同系色のハラビロカマキリ雌。
お腹が大きく膨らんでいました。産卵場所をあちこち探索の途中らしい。 このクヌギの木に産んじゃおうかなって言う感じ。
邪魔しないでねって言いたげな目つきで睨まれてしまいました。 オオカマキリは葉っぱの上で日向ぼっこ中でした。
前脚をだらんと伸ばして、今日は狩猟意欲ゼロなのかなと思いましたが・・ 狩猟者の本能依然衰えずでした。
前脚で捕らえているのはアブかハエ。グロですが既に頭部が無くなっていました。
余りにも小物で満足度は低いけど、お腹を満たさない事には寒さには耐えられない。
周囲の昆虫には依然要警戒の日々が続きます。 数はすっかり減ってしまいましたが、コバネイナゴも健在・・
・・と言いたい所ですが、元気のなさが大いに気掛かりです。
今の内に顔面迫写を撮っておいた方がいいかなと言う事で一枚。 さて秋の昆虫の代表・アキアカネは?。
こちらも極少ですが確認出来ました。今日はひたすら日向ぼっこに専念と言う感じ。
昨日の雨にも良く耐えたねと、言葉を掛けたい気持ちになりました。
※11/24に都内で撮影(一部画像に新規導入の魚眼コンバータを試用)






