またもや時期尚早2017/02/12 19:40

またもや時期尚早
"春を待ちきれず生まれちゃえ" そんな時期尚早な孵化を始めたオオカマキリの卵鞘。
このブログでは、1月5日から1月15日まで、折を見て観察を続けました。
その卵鞘も、今は役目を終えてひっそり。
そして、これは、その卵鞘から程近い場所に産み付けられた別の卵鞘の今日の様子。
画像ほぼ中央、葉っぱに挟まれる形で鎮座しています。
ひっそりではなくて、何やら賑やかな雰囲気。
ははん、と言う事で近づいてみたら・・
孵化が続くオオカマキリ卵鞘
孵化途中の幼体が糸で吊り下がってるし、孵化を終えた幼虫が卵鞘に止まってるし・・
今まさに孵化真っ最中って言う状況でした。
ここは、冷たい北風の影響を受けない、南向きの陽当たりの良い場所。
春が来たと勘違いして、孵化が始まってしまうのも、当然の流れと言えるかも・・
この卵鞘、場所から見て1月に早期孵化を始めた卵鞘と同じ母虫の産物と思えます。
場所の選定が見事過ぎた感じですね。それにしても、少し早すぎだよぉ・・
孵化直後のオオカマキリ幼虫
近くの葉っぱでは、卵鞘を後にした幼虫の姿を数多く目撃しました。
心配なのは、この先の展開。
1月に目撃した別の卵鞘の近くで、幼虫の姿を目撃する事は、とんとありません。
冬の猛烈な寒気が、幼虫たちのその後の成長を許さなかった様です。
さて、今日誕生したこの幼虫たちの運命は?・・

※2/12に都内で撮影
※関連する画像を、1/5、1/6、1/8、1/9、1/15の記事に掲載しています。

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