カメムシ達の賑わいが・・2022/09/02 14:19

カメムシ達の賑わいが・・
昆虫界の一大勢力であるカメムシの仲間。
秋の訪れと共に、見かける機会が増えてきました。
ひょろっと長い体形を持つこれは、ホソヘリカメムシ。
名は体を表すの典型ですね。マメ科の植物を食害するワルとのこと。
雨宿り中のカメムシ
雨が断続的に降る日中、草むらで目にしたハラビロヘリカメムシです。
草の葉裏で雨宿り中だった様です。
しかしいくら体が細いとは言え、この葉っぱでは雨をしのげないのでは?。
別の場所に移ろうかと思案中だったかも・・
そう言えばセミも分類的にはカメムシの仲間。
雨のせいでしょうか、その声がばったり途絶えました。
まさかこのまま終息と言う事はないでしょうが、一抹の寂しさを感じました。

※9/1と9/2に都内で撮影

乗りがイマイチだった2022/08/29 14:48

乗りがイマイチだった
爽やかな秋の風を受けてユラユラ・・
そんな眺めを楽しめるエノコログサが、見頃を迎え始めました。
別名・猫じゃらし。
遥か昔、飼い猫をからかってみたけど、フンと言う感じで横をむかれた記憶が・・
名前は ”クロ” 。ながれもんの身なのにそのまま居ついたカラスネコでした。
そんなもん、面白がらないよって、乗りがイマイチだったみたい。
エノコログサの穂先にカメムシが・・
トゲトゲの奥に楕円形の実がびっしりと密集しています。
そこから汁を吸い出そうと言う算段でしょうか。
派手目な色彩を持つブチヒゲカメムシが止まっていました。
難易度は高そうだけど、それを克服してでもチャレンジする価値があるらしい。
頑張ってねと言う気持ちで見つめました。
フタツメオオシロヒメシャク(蛾)
秋の気配が漂い始める頃には、目にする昆虫の種類も俄然増えて来ます。
これはツユクサの葉上にいた視覚的インパクト抜群な蛾。
眼状紋のにらみがきついフタツメオオシロヒメシャクです。
この目に睨まれたら、身がすくんで、逃げてしまう捕食者もいるんでしょうか。
そんな小心者ばかりとは思えませんが、それなりの効果はあるんでしょうね。
それにしても、大きな目だねぇ・・

※8/29に都内で撮影

まさに多種多様2022/08/25 16:14

まさに多種多様
イヌタデ (アカマンマ)の穂先に止まっていたカメムシ。
鋭く尖った背中が特徴のハリカメムシの一種ですね。
細く尖った口吻(ストロー)をブスッと突き刺して吸汁中でした。
その様子を、うらやましそうに眺めていたのは、小さなアリ。
僕にもあんなストローがあればなぁと、くやしがっていたのかも・・
こればかりは、かなわぬ望みですね。地道にコツコツといくしかないよね。
マルカメムシの顔
同じカメムシの仲間でも、全然とがってないやつもいます。
その代表格がこのマルカメムシ 。まさに粒チョコの雰囲気を漂わせる姿です。
これは顔面のクローズアップ。ルビーの輝きを思わせるまん丸な目。
チャーミングさではかなりのものかなぁと・・
やや旬を過ぎましたが、分類的には、セミもカメムシの仲間。
尖ったやつ、ころっとしたやつ、やかましいやつ・・
多種多様と言う表現が、ぴったりですね。

※8/25と8/23(マルカメムシ )に都内で撮影

陽射しがギラギラ!2022/07/29 13:49

陽射しがギラギラ!
陽射しをさえぎる様な雲は、ほぼ見当たらず。
当然の事ながら、気温は容赦なく上昇しました。
そんな熱気の中でも元気に飛び回っていたのが、黒い翅を持つチョウトンボ。
暑さに強いトンボの上位にランクインしそうな飛翔ぶりでした。
イヌタデの花にとまっていたカメムシ
”この暑さには参ったよ!”って言う感じだったのが小さなカメムシ。
アカマンマ(イヌタデ)の先っぽ、日陰側で休息していました。
もう少し遮光効率の良いところがありそうだけど・・
採餌を兼ねての場所選びでしょうか。
日陰が似合うツユクサの花
ムーっとした熱気を避けて、木立の中、日陰になる草地に・・
そこで目にしたのはツユクサの花でした。清涼効果抜群の花色にほっと一息。
”ギラギラの陽射しがさす場所には咲かないよ” って言う場所選びの達人かも・・

※7/29に都内で撮影
※SONY α6000/E3.5 30mm Macro

梅雨空の再来に・・2022/07/12 13:20

梅雨空の再来に・・
早く明けすぎた今年の梅雨。その後遺症がいまになって現れているのでしょうか。
重苦しい雲が頭上に覆いかぶさり、細かい雨も降り始めました。
まさに梅雨空の再来でした。
冴えない空の日のトンボ
そんな空の下、夏のトンボ達もいまひとつ元気がでない様子。
枝先でじーっとしている姿をいくつか目にしました。
今の時期は活発に飛び回っている筈だけど、この空の下じゃねぇって言う感じ。
(ショウジョウトンボの雌と推定)
じーっとしていたキマダラカメムシ
エノキの葉に目を落としたら、ごっつい体形のキマダラカメムシの姿が・・
他のカメムシを押しのける勢いで、生息数を増やしているタフなやつ。
しかし、今日の様な空の下では、いまひとつパワーが出ないみたい。
貪欲な吸汁により被害を受ける樹木にとっては、もっけの幸いって言う事かも。
そのままじーっとしててね!・・

※7/12に都内で撮影