足早に歩く ― 2012/09/30 20:56
しかしやがて空の様相が激変。雨風とも強まり只ならぬ雰囲気が漂い始めました。
大きな被害が出ないことを願うばかり。但し水源地には恵みの雨をなんですが・・
天気の崩れを予測して足早に歩いた昆虫観察。秋本番を感じる事が出来ました。 昆虫世界の時計はえらく早回り。それを感じたのが樹上のハラビロカマキリでした。
ぱんぱんに膨らんだお腹は、産卵時期が間近に迫っている事を告げています。
ついこの間迄、頼りない姿の幼虫ばかりだったのにねぇ・・ ぎらつく真夏の陽射しの下では到底開きそうもない優しげな花。
そんな花に草むらの所々で出会える様になって来ました。
これはニラの花。吸蜜にやって来ていたのはベニシジミ。
小さな花に小さな蝶。正にお似合いの組み合わせと感じました。 一方これは大きな葉っぱに超小形のテントウムシの組み合わせ。
鮮やかなレモンイエローの体色を持つキイロテントウです。
このテントウの食性は菌。食べるのは植物の葉の大敵・うどん粉病菌。
小さいけれど、善玉昆虫のランキングではかなり上位に位置する筈です。
※9/30に都内で撮影