先陣を切って ― 2014/08/16 20:58
その先陣をきる感じで顔見せしてくれたのが、真新しい翅を持つキアゲハ。
この蝶が現れた途端に、草むらが俄然活気づきました。
大形蝶の視覚的アピール度はやはり相当なものです。 翅裏の色鮮やかさに比べ、翅表はブラック基調でシック。
夏型は特に黒の部分が多くなりますので、余計にそう感じられます。
一頭で二度楽しめる蝶と言えそうです。 キアゲハとは対称的。シンプルな翅色が特徴のキタキチョウです。
普段はせわしなく飛び続けるので、カメラサービスと言う点では今ひとつ。
今日はお取り込み中と言う事で、じっくり撮影出来ました。 蝶に比べ地味な色合いを持つものが多い蛾ですが、シモフリスズメもその典型。
かなりのデカブツですが、木の幹に紛れる巧妙な擬態色で全く目立ちません。
蛾の世界はやはりくせ者が多いですね。
※8/16に都内で撮影