こんなワルもいる ― 2021/05/20 15:39
草の葉上に、雨の名残の水滴が、いくつも残っていました。
空気感としては、まさに梅雨真っ只中と言う感じ。 そんな中で目にしたのが、サクラの幹上をゆっくり移動中のカタツムリ。
梅雨時の定番と言っていい存在です。
ピーンと突き出た目で空を見上げて、もう止んじゃったの?と言いたげ?・・ 雨上がりの草むらではテントウムシたちの動きが活発でした。
ナナホシテントウは、草の茎に集結したアブラムシの退治に大忙し!。
アブラムシ集団は、逃げるそぶりもなく、まさに食われ放題の状態でした。
草にとっては、ほんと頼り甲斐のある救世主と言っていい存在ですね。 黒い斑点のデカさが目立つこれは、ナナホシテントウではなくて全くの別種。
そして野草にとっては、救世主どころではなく、まさに忌むべき存在。
その名はトホシテントウ。カラスウリなどの草の葉を主食にする害虫です。
この画像は、今まさに葉っぱをムシャムシャ食べている状況。
テントウムシと言えば善玉のイメージだけど、こんなワルもいるところが何とも・・
※5/20に都内で撮影
※PENTAX K-70 with SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited