秘めたるパワーは・・ ― 2020/10/02 21:48
派手目と地味目 ― 2020/10/04 22:06
天高く・・ ― 2020/10/06 18:01
秋の季語ともなっている、高空に掛かるいわし雲に、秋本番を実感!。 足元の草地に目を落とてみたら、こちらも秋を象徴するデカブツの昆虫が・・
と、言ってもこのアングルでは、その存在が今一つはっきりしません。
画像ほぼ中央にそいつはいます。側面に回り込んで観察してみると・・ 見事に成長したショウリョウバッタのメスでした。
日本最大種のバッタ。下膨れの顔が、威風堂々たる雰囲気を漂わせていました。
イネ科植物の葉を主食とするバッタ。モリモリ食べた結果がこの存在感なんですね。
天高くバッタ肥える秋、いよいよ佳境にさしかかりました。
※10/6に都内で撮影
受難の日々が・・ ― 2020/10/09 20:36
小さ過ぎて、良く目を凝らさないと見つけられませんが、その数、けっこう多数。
正体は、ナミアゲハの雌が産み落とした卵です。
この卵から誕生する幼虫の好物は、ずばりミカン系の木の葉っぱ。
その事を見越しての産卵場所選定だったんですね。 若齢幼虫の姿も確認出来ました。
一見すると、鳥の糞の様にも見える擬態ぶりが、お見事!。
誕生して間もないのか、今は大人しくしていますが、やがて見せる猛食ぶりは凄い。
食い跡だらけの悲惨な葉っぱになる日も、間近に迫っている筈です。 これは、アマナツミカンの木に於ける、ナミアゲハ雌の産卵風景です。
(9/27の記事に掲載済)
何度も何度も、このお尻曲げポーズで、産卵を繰り返していました。
まさに集中攻撃と言う感じ。ミカン系の木にとっては受難の日々が正に今なんですね。
※卵と若齢幼虫は10/3に、産卵風景は9/27に、いずれも都内で撮影。
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※編集上の手違いで、10/8に公開した記事を削除してしまいました。
下に、その記事に載せた画像2点を再掲示します。
開き始めたユリオプスデージーの花に来ていたヤマトシジミ。
どこにも傷みの見られない翅は、ごく最近羽化した事の証です。 まさに成熟の極み。真っ赤に色づいたお腹を持つアキアカネ・雄です。
この先も、出来るだけ長い間、この出会いが続く事を願ってシャッターON。
※この2画像は、いずれも10/6に都内で撮影
君に首ったけ! ― 2020/10/11 20:20
私にとってそんな存在が、このウラナミシジミです。
数あるシジミチョウの中でも、斑紋の優雅さでは筆頭格に位置する様にも・・
翅後端の控えめな尾状突起も、ハイセンス!。
(花はユリオプスデージー) エノコログサでは、ヤマトシジミの求愛シーンが繰り広げられていました。
メスの後方からゆっくりと近づくオス。
しばらくこんなポーズで様子をうかがっていましたが・・ こんな動作に移行しました。
翅部分がブレブレに写っているのは、激しく翅を震わせているから。
君に首ったけ!と言う意思表示が、このアクションらしい。
その熱意はメスにバッチリ伝わった様子。この後、交尾アクションに移行しました。
※10/11に都内で撮影