重苦しい雲が・・ ― 2023/09/22 12:46
強烈な陽射しに・・ ― 2023/07/11 14:22
東京の気温は、うなぎのぼりと言う表現がぴったりの上昇ぶりでした。
俄然活気づいていたのは夏草のつる。正に上昇志向を絵に描いた感じ。 陽射しを避ける感じで、木立の下の薄暗い場所に逃げ込んでいたキリギリスのメス。
お尻には鋭い産卵管も確認できますので、成熟の域にほぼ達した感じ。
草むらをピンピン飛び跳ねていた幼虫世代のあどけない雰囲気は既にありません。
草むらの奥に身を潜める時が間近に迫っているんでしょうね。 一旦網を張ったら、そうやすやすと放棄できないのが、蜘蛛たちの辛いところ。
こんなカンカン照りになるとはねぇ・・って言う想いだったでしょうか。
でも、網を放棄せずに頑張っていました。
その努力に応えて格好のカモが・・その可能性は、かなり・・
ギザギザパターンは、自分の存在を隠す隠れ帯。その出来栄えも今ひとつだしね。
※7/11に都内で撮影
少しは手加減を・・ ― 2023/06/28 13:55
様々な昆虫達にとっては、活動場所がふんだんにと言う事で大歓迎でしょうね。
撮影も、手応えがさっぱりと言う事はなく、今季初遭遇の種に出会う事も度々。
シャープな体形を持つこれは、キリギリスの仲間のクサキリです。
緑色のもいますが、今日出会ったのは褐色タイプ。
草の緑との対比でかなり目立っていましたが、跳躍力抜群の後脚があるから大丈夫!。 のんびりと休息を楽しんでばかりはいられない。
草むらには、鋭い眼力で獲物をを狙う超凄腕のハンターも多数。
カモがいた!となれば、急接近してブスリ!。肉食性のアブ・ムシヒキアブです。
これはハチの一種に対する捕獲シーン。
草の葉で一休みの所、逃げるチャンスを与えずに、速攻でキャッチしたんでしょうね。
少しは手加減をしろよ!と言いたくなりますが、アブにはアブの事情が・・ 残酷シーンの後、この小さな花を目にして、ほっとしました。
薄紅色が鮮やかなムラサキカタバミの花。おいでおいで!と手招き中?・・
小さな昆虫達にとっては、絶好の蜜源の筈。
常連客は小さなハチやアブでしょうか。
※6/28に都内で撮影
梅雨が本気を・・ ― 2023/06/22 15:22
昨日初鳴きを耳にしたセミの声もバッタリ。重苦しい雰囲気が漂っていました。
梅雨がいよいよ本気を出して来たなぁと・・ 円錐状の網の中央で待機していた蜘蛛も、手応えさっぱりで、やる気喪失の感じ。
掛かっているのは風で飛ばされて来たゴミばかり。
丹精を込めて張った網なのに、邪魔なんだよなぁって、文句を言いたい所かも・・ 鋭く尖った産卵管を持つキリギリス幼虫も、クズの葉上で所在なさげでした。
もう少し経つと、草むらの奥に隠れてしまい、出会いが難しくなる筈。
元気潑剌と動く姿を目にしたかったのですが、暗い空の下では叶わずでした。
昆虫観察者としては、恨めしい思いで見上げる空でした。
※6/22に都内で撮影
重苦しい空の下・・ ― 2023/05/31 14:14
まだ早いと思うのですが、このまま梅雨入り?。 雨滴を宿した葉っぱの上でじーっと固まっていたキリギリス幼虫。
暗い空の下では、まったく元気が出ないよと言う事でしょうか。
この先、草の繁みの中に隠れてしまい、その姿を目にする機会が減ってしまう筈。
もうすこしの間、幼虫らしい活発な動きを目にしたいところなんですが・・ 天気の良し悪しに左右されず。そんな感じだったのが、ヒラタアブの仲間。
野の花に止まっての吸蜜に熱中していました。
ハルジオンにとっては、もろ手を上げてウェルカム!。
花粉媒介、よろしくね!って言うささやきが聞こえそうな光景でした。
※5/31に都内で撮影