目に迫る白2016/03/27 21:11

目に迫る白
”咲き始めたと思ったら一気に” って言う感じなのがユキヤナギの花。
春の光を跳ね返す感じの白が、ボリューム感たっぷりで目に迫って来ます。
ユキヤナギの花に来たルリシジミ
春の到来を受け誕生した昆虫達にとっては、まさに恵みの花。
様々な種類が吸蜜の為、ひきもきらず訪れています。
真新しい翅を持つルリシジミもこの花の常連。今日もやって来ていました。
しかし、自慢の白い翅も、花の白さに圧倒されて存在感を失っている感じ。
びっしりと密集する花の迫力はやはり圧倒的ですね。
ユキヤナギの枝にオオカマキリ卵鞘
その花陰で目にしたちょっと怪しげな茶色の物体。
去年の秋からこの枝に鎮座しているオオカマキリの卵鞘です。
一時は剥き出し状態になって、外敵の目に晒されていたのですが、もう大丈夫。
花のあとには、緑色の葉がびっしりと生え揃って目隠し役を担います。
それらに護られて、じっくりと誕生の時を待つ。
中に眠る新しい命が動きだすのは、いつ頃でしょうか。

※3/27に都内で撮影