依然現役? ― 2012/11/08 22:37
草むらには早くも初冬の雰囲気さえ漂い始めました。
そんな中、依然現役生活を続ける昆虫に出会うとほっとします。
▲草むらの最後の彩り・セイタカアワダチソウ。
その多くで目にするのがコアオハナムグリ。随分長い期間活動を続ける甲虫です。
しかしこの花も盛りの時を過ぎました。
花が枯れ切る時が見納めとなりそうです。 アキアカネも依然現役・・と言うのは一寸無理がある感じです。
たまに目にしても、地べたすれすれで翅休めをする姿ばかり。
しかしこんな寂しい姿であっても、出会いが続く限りは嬉しい。
秋の終わりに、毎年抱く気持ちです。 小さな蜘蛛・ハエトリグモは正真正銘の現役ばりばりです。
このシーンも日光浴ではなくて、ハンティング中の一コマ。
右足で押さえ込んでいるのは、今捕らえたばかりのハエあるいはアブの一種です。
この種の昆虫は、他の種類が姿を消す冬も活動を続けます。
と言う事は、この小さなハンターの活躍も当面継続となりそうです。
※11/7に都内で撮影