冬木立は意外と賑やか2013/01/18 22:03

冬木立は意外と賑やか
寒月が浮かぶ空をバックに白々とした姿を晒しているのはクヌギの木。
樹液を求めて多くの昆虫が集まった夏の日は遥か昔のこと。
今は深い冬の眠りの中。
ハンノキ
クヌギ同様寂しい冬姿の木が多い中、派手な色で目に迫って来るのがハンノキ。
澄んだ青空と紅色の対比が今日も鮮やかでした。
ハンノキの雄花序
紅色の強烈なサインを発しているのはこれ。枝から垂れる雄花序です。
この先密集した花が開き花粉をまき散らします。
花序の数が多いだけに花粉の量も大量の筈。となれば心配なのは例のあれ。
推測通り花粉症の原因物質となる様です。悪役はスギだけじゃないんですね。
ツグミの群れ
寂しい冬木立を歩いていると、場違いな程賑やかなさえずりが耳に届きます。
その方向に注目すると、大体目に飛び込んで来るのがこんな光景。
ツグミの群れ。いま目にする野鳥の中では最多数派と言っていい位の盛況ぶりです。
遠くシベリア辺りから渡来した筈ですが、今やここは私の縄張りと主張している感じ。
ツグミ
去年は渡来数が激減して、心配する声もあがったのですが、今年は激増です。
どう言う理由で、この様な数の変化が生じるのか興味深い所ではあります。
直接聞いて見るのが手っ取り早いのでしょうが・・やはり無理ですね。

※1/18に都内で撮影