見所はそれなりに2013/01/19 21:09

見所はそれなりに
典型的な冬景色を演出するのは一直線に伸びる飛行機雲。
冬もいよいよピークの時を迎えた感じです。
蜘蛛の卵のう
自然観察も手持ち無沙汰の日々かと言うと、一概にそうとも言い切れません。
葉を落とし尽くした丸裸の木も目を凝らしてみれば、それなりの発見が・・
葉が邪魔しないだけに、思わぬ物が目に飛び込んで来る一例がこれ。
枝から吊り下がっている白い塊は、クモが産みつけた卵のうと思われます。
風が吹くたびにゆらゆら。船酔いしそうな雰囲気。
でもこの不安定さは、外敵からの攻撃を避ける為の親蜘蛛の知恵なのかも・・
ウソの雌
昆虫や蜘蛛にとって、警戒すべき外敵と言えば野鳥がその筆頭と思われます。
真冬には餌を求めて山地から降りて来る種類も多く、都市部でも活況を呈します。
今日目にしたのはウソ(雌)。スズメを一寸大きくした感じの小鳥です。
こうして枝に止まると目立ちますが、冬枯れの野原には上手く溶込む体色です。
ウソの採餌
これは地表に降りて餌をあさっているシーン。
今の時期は草の種子等を主食としている様です。
何にも無い様に見える冬枯れの野ですが、小鳥の目を以てすれば発見はいとも容易。
しきりについばみを繰り返していました。このシーンでは黒い種子でしょうか。
違和感を感じた
さて何て言う事もないこの木に注目した訳は?・・
画面ほぼ中央に何となく違和感を感じませんか?。
ノラの日向ぼっこ
望遠レンズでクローズアップしてみたらこの通り。
顔なじみのノラ三毛の日向ぼっこ風景でした。
日向ぼっこの場所探しの名手である事は認めていたけれど、今日はそこか・・
地表は先日の雪の名残でぐちゃぐちゃ。で辿り着いた結論がこことなったみたい。
なるほどね。でも落ちるなよー・・

※1/19に都内で撮影