手応えはさっぱり ― 2023/02/01 13:13
春の気配は・・ ― 2023/02/02 12:56
吹く風も、肌にピリピリと突き刺さる感じ。
春の気配は一向に・・そんな感じの天候がこの先もしばらく続くのでしょうか。 咲き揃えば賑やかな雰囲気を漂わすレンギョウの花も、たった一輪だけ。
試しに咲いてみましたって言う雰囲気でした。周りの蕾は固く閉じたまま。
先駆者の ”まだやめといた方がいいよ" の声を聞いて、そう決め込んだみたい。 地面スレスレで目にしたタンポポの花も、今日はここ迄で限界みたい。
これでは、蜜や花粉を求める昆虫達も取り付くシマがありませんね。
事実、あたりに昆虫達の姿は皆無でした。
今日は、どこかにこもって暗い空を恨めしげに見上げていたかも・・
まだまだですね。
※2/2に都内で撮影
目を凝らせば・・ ― 2023/02/03 13:18
当然の事ながら、昆虫の姿は皆無。
一年のうちで、最も退屈な時期が今なのかも知れません。 そんな中でも、よく目を凝らせば、それなりに嬉しくなる物との出会いが・・
これは、道端で目にしたアジサイの冬芽です。
牛のツノを思わせる2枚の葉の中央で、曇り空に向けて突き上がっていました。
寒さ何するものぞ!の強い意志を感じる事が出来て、ほっとしました。 地味な色ばかりの木立の中で、はっとする様な鮮やかな紅色に出会えました。
低木・アオキの実です。
まわりの実はまだ未熟な緑色ですが、一番乗りは僕だよと誇らしげな表情の様にも・・
目立ち過ぎて、ヒヨドリなどの野鳥の標的にならないかちょっと心配。
何しろ、やつらもお腹を減らしてますからね・・
種子の散布役を担ってくれるので、本当は有難い存在なのかも知れませんが・・
※2/3に都内で撮影
立春の日に・・ ― 2023/02/04 13:58
無事誕生を祈る・・ ― 2023/02/05 14:18
いくら目を凝らしても、葉の存在を確認する事が出来ません。
身軽な姿で春を待つ・・今年もその流儀で寒さを凌いでいるんですね。 退屈な雰囲気が漂う木立ですが、良く目を凝らすと、それなりの発見が・・
陽射しを浴びて、枝が違和感ありありで輝いていたイボタノキ。
木自身がこんな色に染まる筈もなく、これには当然、犯人(?)がいます。
その犯人は、イボタロウムシ。名前の通りイボタノキを子育てに利用する種です。
この中にどれだけの幼い命が眠っている事やら。想像するだけで気持ち悪いですね。 イボタロウムシは、冬越し中の木にとっては、明らかに迷惑もの。
いっぽうこちらは、木に迷惑を掛ける心配はゼロの物体です。
大木の枝に出来た窪みに糸を張って吊り下がっていた蜘蛛の卵のう。
この中には、誕生を待つ蜘蛛の幼い命がたくさん眠っている筈。
ちゃっかり利用された木。でも、迷惑者でない事は確かですね。
どうでもいいけど、無事誕生を祈るって言ったところでしょうか。
※2/5に都内で撮影