尻込みばかりでは2013/08/09 20:39

尻込みばかりでは
気後れする様な猛暑なんですが、尻込みしてばかりでは虫に出会えない。
スポーツドリンク、汗拭き用のタオル、帽子等を完備して、いざ草むらへ・・
何の事はない。暑さに強い筈の夏の昆虫もこの暑さには参っている感じでした。
元気いっぱい飛び跳ねる筈のショウリョウバッタもこんな状態。
葉っぱの裏に隠れて陽射しを除けていました。全然らしくない姿だなぁ・・
ハラビロカマキリの幼虫
ファイト満々な奴は、日陰になる場所にいました。
クズの葉にいたハラビロカマキリの幼虫。手に何かを持っています。
クズに来る昆虫と言えばマルカメムシが代表種。それをキャッチした様です。
ハラビロカマキリの幼虫
むしゃむしゃと食べ始めました。
”おいおい、そんな臭い奴、良く食べれるね” って言いたくなりましたが・・
”全然平気だよ” って言う感じの見事な食べっぷりでした。
人と昆虫では、匂いに対する感覚にかなりの差があるんでしょうか。
シロテンハナムグリ
木立の中では、甲虫達の樹液漁りが繰り広げられていました。
しかし、この観察地での今季の傾向として、樹液の出が全然芳しくありません。
このシロテンハナムグリは、幹をかじって樹液にありつこうとしているみたい。
でも成果の方は余り期待出来そうにない様にも・・苦労の日々なんでしょうね。
アオスジアゲハの幼虫
同じタブノキの葉で多く見かけたのが、アオスジアゲハの幼虫です。
幹から張り出した小枝の葉を、食い尽くす程の猛烈な食欲を見せています。
秋の草むらを活発に飛び回るには、今の時期に沢山食べておかなくちゃ・・

※8/9に都内で撮影