今の内だけ/ずーっと・・ ― 2017/06/17 19:27
真新しい体色、どこにも傷みの見られない翅が、生まれたてである事の証明。
”おっ、ピカピカのおニューだね” って言う感じの嬉しい出会いでした。
しかし、この若々しい姿を目にできるのも今のうちだけ。
この種の習性として、やがて、集団で高原に向け避暑旅行に旅立ってしまいます。
そして再び出会えるのは、暑い夏にも終わりの気配が漂い始める頃となります。 ”君の顔はバッチリ憶えておくよ。またここに戻ってね” って顔面迫写も一枚。
でも、それは全く詮ない望みなんでしょうね。
まぁ、ピンポイントでなくてもいいから、東京のどこかには戻って来て欲しいなと・・ アキアカネとの遭遇機会は、この先しばらくの間、途絶えてしまいます。
一方こちらについては、この先この地で、ずーっとコンティニュアス。
草の葉に止まるアバタづらのリトルベィビー・コバネイナゴの幼虫です。
やがて背中に翅が生え、体格もがっしりとした逞しいものに・・
そんな成長の過程にレンズの目を向けるのも、この先の楽しみとなります。
”カメラサービスよろしくね” って言いたい気持ち。
※6/17に都内で撮影