クモガクレ ― 2019/04/27 20:24
そんな中でも、働き者のナナホシテントウは平常営業中。
草から草へ、好物のアブラムシを求めてセカセカ歩行を繰り返していました。
濃さを増し始めた草の緑と好対照を成すその体色。
体はミニだけど、草むらに於ける存在感はかなりのものです。 いっぽうこちらは存在感が極めて希薄な一例です。
草の葉に止まっていた蜘蛛。でも薄ぼんやりしていて実態が掴みきれません。
その理由は、自らが張った緻密な網・いわばベールの下に潜んでいたから。
この蜘蛛の巣は棚網と呼ばれる物で、自らの存在をボカして虫を騙す作戦です。
まさに雲隠れならぬ、蜘蛛隠れと言う訳ですね。
今日は、天候の影響で収穫はさっぱりみたいでしたが、晴れさえすればきっと・・
(タナグモ科・クサグモの幼体)
※4/27に都内で撮影