高所恐怖症じゃ・・2020/01/15 20:32

高所恐怖症じゃ・・
紅葉する木は数あれど、鮮やかな色合いを長く保つ点からはユキヤナギがダントツ。
年明け2週間を過ぎた今も、小枝に残る赤く色づいた葉の数はそれなりに多い。
色合いを失い始めた真冬の自然の中では、ダントツの存在感を見せています。
当然、目はそちらに向くのですが、この木に注目する要因がもうひとつ。
この木はカマキリ達にとり絶好の産卵場所となっている様で、卵のうの数極めて多し。
それぞれが個性を発揮した産み付け方を競っています。
これはオオカマキリの産物。複雑に這い回った枝に隠れる様に産み付けられています。
スリムな形のチョウセンカマキリ卵のう
こちらは、チョウセンカマキリの卵のう。
オオカマキリのそれがひっそり隠れる感じなのに対して、意外な程にあけっぴろげ。
他の卵のうに比べかなりスリムな形なので、枝に同化しているとの自信でしょうか。
卵のうを狙う野鳥達に、その自信が通用するか、かなり疑問ではありますが・・
高枝に産み付けられたハラビロカマキリの卵のう
あけっぴろげと言う点では、ハラビロカマキリの卵のうもかなりの物。
樹上性のカマキリらしく、かなり高い所に、自信たっぷりと言う感じでぽつりと・・
やがて孵化する幼虫に、お前達は樹上性のカマキリなんだよと伝える意図あり?・・
確かにここから生まれて、樹下の草地に移動する幼虫が高所恐怖症じゃ話にならない。
あくまでも私の勝手な推論なんですが、果たして?・・

※本日撮影の画像ではありません(1/14に都内で撮影)

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