ハロがハロー!2022/06/01 13:48

ハロがハロー!
ふと見上げた空が面白いことになっていました。
薄ぼんやりとした太陽の周りに淡く色づいた円形の虹が!・・
気象学的にハロと呼ばれる現象だそうで、特定の条件下で現れるらしい。
”ハロがハロー” って洒落にもなってないか・・
(東京都内・午前11時58分頃)
ハロをバックに飛ぶコシアキトンボ
風変わりな表情を見せる空をゆっくり横切っていったトンボ。
ここに来て急に数を増やしているコシアキトンボです。
それ程綺麗でない公園の池を生息地とし、そこで繁殖行動も行なっている様です。
今年もその時期に入ったんですね。梅雨入り近しを感じました。

※6/1に都内で撮影

蜘蛛たちは、いま・・2022/06/02 14:57

蜘蛛たちは、いま・・
真夏に向け昆虫達の動きが活発になる頃。それを狙う蜘蛛たちの世界も同様です。
それぞれが工夫を凝らして、首尾よく虫を捕らえる事に腐心中。
見頃を迎えているアジサイでも、そんなシーンを度々目にします。
これは、葉と葉の間に緻密な網を張って待ち伏せ中の蜘蛛。
その努力の割に、掛かっていたのは、ゴミらしき物がひとつだけ。
このまま日が暮れてしまうのかと、不安になり出している頃でしょうか。
葉裏が穴場かも・・
同じアジサイでも、葉っぱの裏側は意外と穴場なのかも・・
これは、収穫どっさりで満足満足!って言う光景に見えました。
この蜘蛛にとっては、コツが判ったぞ!って言う気持ちでしょうね。
ササグモは正々堂々!
キンシバイの花にいたササグモは、コソコソ隠れるなんて言う気は一切なし。
獲物よいらっしゃい!って言うポーズで待機中でした。
美味しい蜜に目が眩んだ虫達、こいつの存在に気づかない事があるのかも。
そうでなきゃ、このポーズはありませんよね。見るからに自信満々!。

※6/2と6/1に都内で撮影

気の強さは既に・・2022/06/03 14:10

気の強さは既に・・
昼過ぎに不穏な空が急にひろがり、雷鳴がとどろき始めました。
これは、そんな展開を予測できない程の穏やかな日差しの下で目にした光景。
草の葉上で脚を踏ん張って周囲を見回していたオオカマキリの若齢幼虫です。
成虫時の堂々とした姿とは大違いの雰囲気ですが、気の強さは既に一人前・・
格好の獲物が見つかれば、すばやくゲット!って言う意気込みでしょうね。
吸蜜に夢中だった小さなハチ
場所が離れていたので大丈夫ですが、この小さなハチ辺りが絶好の獲物かも。
吸蜜に夢中になりすぎて、うっかり油断をすると・・
そんな光景は目にしたくないけれど、カマキリにはカマキリ側の事情が・・
目撃するのも、そう先の事ではない筈です。
睨みをきかせていたカメムシ
ヨモギの葉上からじーっとこちらを睨む怪しい視線(?)あり!。
小さなカメムシ・ツヤマルシラホシカメムシと思われます。
雷も鳴った事だし梅雨入りが間近?。そうなれば植物の繁茂に一層拍車がかかる筈。
植物の汁を主食とするカメムシ達の顔ぶれも多様化して行くことでしょうね。
さて、今季はどれだけのバリエーションに出会えるやら?・・楽しみです。

※6/3に都内で撮影
※PENTAX K-70 / SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

紛らわしくてゴメン!2022/06/04 14:06

紛らわしくてゴメン!
昨日は天気が急変し、地域によってヒョウが降る等の被害が出た様です。
今日11時前に見上げた空は、こんな感じ。
この後、天気が急変して!なんて言うサプライズが起きない事を祈るばかり。
真っ赤なショウジョウトンボ・雄
水辺では完璧な迄に赤く染まったトンボの姿を目にしました。
早くも赤とんぼに出会った!って言うのは、勘違い!。
これは、全く別種のショウジョウトンボ(オス )です。
本家・アキアカネは、集団で高原に移住して避暑中ですが、こちらは定住派!。
夏の暑さにめっぽう強いトンボと言えそうです。
それにしても、この姿、どうしても赤とんぼと呼びたくなってしまいます。
”紛らわしくてゴメンね” って言ったところでしょうか。
ヒルガオの花に小さなアリが・・
たった一輪だけですが、ヒルガオの花が開いていました。
まさに旬の花・一番乗りって言う感じ。
小さくて判りにくいのですが、花芯近くに2匹のアリの姿が・・(縦長の黒)。
目ざとく開花を認めて吸蜜にやって来たとは!・・その観察力には脱帽です。
決してぼーっとしてはいませんね!。

※6/4に都内で撮影

雨よ降れ!・・2022/06/05 13:15

雨よ降れ!・・
この花が似合いそうな雨の季節が間近に迫っているはずです。
草むらでひっそりと咲くツユクサの花。
陽射しガンガンな空に向かって、”雨よ降れ!” って語りかけている様にも・・
ホシベニカミキリの長い触覚
クールな色の花を見た後だと、こいつの赤がより一層強烈に感じられました。
草の葉に止まっていたホシベニカミキリ。
毎年今頃になると、顔見せをしてくれるケバいやつ。
それにしても、ずいぶん立派な触覚ですね。探知能力は抜群でしょうね。
もう一つの注目点は、背中にある黒い斑点のレイアウト。
昆虫では、左右対象で綺麗に配置される例が多いんですが、この種は見事にバラバラ。
このいい加減さ、なんかいいなぁと・・
ホシベニカミキリの顔
これは、ツユクサの葉上に止まっていた別個体。
数ある甲虫の中でも、何となく表情を感じ取れると言う点ではダントツかも・・
勝手にひとの顔を撮るな!って文句をつけている様に感じました。
ごめんね!って謝りながら一枚!。

※6/5に都内で撮影