ギャップが大きい・・ ― 2023/03/06 12:57
タンポポの花も、全開状態になるのをためらっている感じでした。
穏やかな春の陽気が定着する迄には、もう少し時間がかかりそうですね。 そんな空の下でも、ナナホシテントウは、やる気十分。
繁り始めた草の葉を伝って、獲物=アブラムシの捕獲に大忙しの様子でした。
とは言え、肝心の獲物との遭遇チャンスはイマイチみたい。
本番に向けたトレーニングを兼ねての歩行だったのかも知れません。 顔の正面ショットを一枚。こうしてみるとかなり獰猛な顔つきですね。
こんなのに睨まれたら、アブラムシ集団はパニック状態に陥ってしまうのでは・・
抱くイメージと実体のギャップが大きな昆虫のひとつと言えそうです。 夕刻、東の空に目を向けてみたら、見事なまでにまん丸な月が昇り始めていました。
春の空にはおぼろ月と言うイメージですが、今夜のはくっきり。
空気の冷たさを反映しているんですね。春本番は、もう少し先かなぁと・・
昼間目にしたテントウムシ達、寒い夜を、どう凌ごうとしているやら・・
※3/6に都内で撮影
背筋をぴーんと・・ ― 2023/03/07 13:37
この時を待っていたんだよ!って言う感じで勢い良く突き上がっていたのが、これ.
春の訪れを真っ先に告げるツクシンボ。
この姿を目にすると、背筋をぴーんと伸ばさないと!って言う思いに駆られます。 最近、蝶との出会いがサッパリだなぁと思っていたのですが、この陽気のお陰で・・
枯れ落ち葉の上で羽根休めしていたのは、ウラギンシジミのメス。
ちょっと遠慮気味ですが、陽射しの恩恵を受けようと言う開翅ポーズでした。 驚かさない様に注意しながら、そーっと側面に回り込んで見ました。
ウラギン(裏銀)の名称は、翅裏のこのシルバー色に由来するんですね。
豊かな陽射しが心地良くて、警戒心がちょっと緩んでいたみたい。
空に向かって "撮影チャンスをありがとう" と、声をかけたい気持ちに・・
※3/7に都内で撮影
春本番を感じた日 ― 2023/03/08 15:42
後戻りしない・・ ― 2023/03/09 13:20
草むらでは、これ迄の枯れ色を覆い隠す勢いで、若緑色の草が増殖中。
後戻りしない季節の進展を実感させられました。 豊かな陽射しを浴びて、春の花達も、迷う事なくフルオープン!。
その花に来て吸蜜に熱中していたのは小さなハチでした。
滞在時間はとても長い。まさに贅沢気分に酔いしれている感じでした。 働き者のアリ達も一気にパワーアップ!。
巣穴に向けて収穫物を運んでいる様子をいくつも目にしました。
このケースでの運搬物は、カラカラに乾いたミミズでしょうか。
直径から見て、巣穴に無理なく運び込めるサイズと思われます。
かなりの目利きだなぁと・・
※3/9に都内で撮影
早く咲きたくて・・ ― 2023/03/10 14:03
いよいよ春本番かなと感じさせる日和となりました。
サクラ並木ではこんな光景も・・ぷっくりと膨らんだソメイヨシノの冬芽です。
早く咲きたくて、ウズウズって言う感じに見えました。 地表では、早春の野の花に来て、熱心に吸蜜する昆虫達の姿が・・
だいぶ前から活動を始めていたフタホシヒラタアブも、いよいよ本調子の様子。
ホトケノザの花を巡って、忙しく吸蜜を繰り返していました。 アブの姿は頻繁に見かけましたが、蝶との出会いは中々・・
そんなもどかしさを解消してくれたのが、このキタキチョウ。
小粒なオオイヌノフグリの花に止まっての吸蜜でした。
蝶の重さで、花がもげないか心配でしたが、大丈夫。
サイズ的にはちょっとだけど、意外とお似合いなカップルなのかも知れませんね。
※3/10に都内で撮影