パワフルだなぁ・・ ― 2023/03/11 13:43
伸び盛りの若草にとっては、願ってもない状況だった様です。
降り積もった枯れ落ち葉をかき分けて顔を覗かせた若草達。
このエリアが一面の緑に覆われる日も、間近でしょうね。 低木・ユキヤナギの白い花も、急速に数を増やしています。
やがて枝にびっしり。蜜を求める昆虫達にとってはベストパートナーとなりそう。
今日は、ツマグロキンバエが数多く訪れていました。
これは、蜜をたっぷり吸って一休み中のシーン。
吸っても吸っても吸い切れないよって言う、贅沢な想いでしょうか。 ナナホシテントウは他力本願ではなく、優れた探索力で餌をゲットするタイプ。
今日も、アブラムシを求めて、足早に移動する姿をたびたび目にしました。
前足と後足を目一杯伸ばしての俊敏な歩行。つくづくパワフルだなぁと・・
※3/11に都内で撮影
一足早く・・ ― 2023/03/12 14:15
いよいよ次のフェーズに入った様です。
落ち葉の上で目にしたアツアツシーンがこれ。
一足早く訪れた恋の季節と言ったところでしょうか。 こちらは、食い気の方を最優先。
オオイヌノフグリの花に止まって吸蜜中のヒラタアブです。
蜜源のシベを大切そうに抱えての吸蜜でした。
大きさからみても、ベストパートナーと言っていい存在でしょうか。
花としても ”花粉媒介の方もよろしくね!” でしょうね。 ツマグロオオヨコバイに今季初遭遇!。
その見栄えから付けられた別名がバナナムシ。
かなり敏感な種で、こちらの接近を感知すると、さーっと葉裏に隠れてしまいます。
でも、今日のこれは、隠遁の術を使わずに、ぼーっとしていました。
まだ世間慣れしていない?・・護身術を早く身に付けた方がいいと思うけどね・・
※3/12に都内で撮影
名前はボケだけど・・ ― 2023/03/13 12:50
そんな空の下、元気に揃い咲きしていたのは、色とりどりなボケの花。
名前はボケだけど、肉厚な花びらから受ける印象は、くっきり・しゃっきり!。
”春の訪れを真っ先に告げるのは私だよ” って、強く自己主張していたみたい。 ボケの花の後を追う様に、ソメイヨシノの蕾も開花への準備を着々と・・
うっすらと花の色が確認出来る状態になっていました。
順調な成長ぶりと言っていい様ですね。 樹木の花は、順調なステップを歩んでいる様ですが、昆虫達は?・・
まだ本調子と迄はいかない様ですね。
今日目にしたのはこのチビだけ。ヤツデの葉専門に寄生するヤツデキジラミです。
派手な動きはせずに、じーっと静止して、葉脈から液を吸い出す事に専念!。
こんなチビですが、寄生された葉っぱがヨレヨレになってしまう事も・・
チビだからと言って、決して見過ごす事が出来ない害虫です。
今年も順調に数を増している模様、困ったもんですね。
※3/13に都内で撮影
どうしようかと・・ ― 2023/03/14 13:15
そんな空の下、開花一歩手前まできたソメイヨシノも、どうしようかと思案中?。
ここまで来れば、あともう少し!・・空模様の力添えを期待したいところですね。 これは、青空が拡がり始めた頃にサクラ並木で目にした光景です。
細枝にスズメが一羽。このポーズから察するに、花芽を食べようと言う算段か?。
いくらお腹が空いたとは言え、それだけはやめて欲しいなぁと・・
無事開花に至るまでには、いくつかの難関が待ち構えているんでしょうね。 晴れ空に変わる前の曇り空の下では、昆虫達の姿はさっぱり。
やって出会えたのが、花壇の花に止まる小さなハエでした。
撮影者としては、蝶あたりの来訪を期待したいところですが、それは無理な注文。
サクラが咲いて、蝶が舞う・・そんな光景を目にする迄には、あともう少し・・
※3/14に都内で撮影
例年になく速い・・ ― 2023/03/15 14:16
その暖かさを受けて、公園のサクラも続々と開花中!。
例年になく速い春の進展と言えそうです。 サクラの開花にシンクロする感じで、目にする機会が増えるお馴染みの存在。
名前の頭に”紋”がつく蝶達です。
まさにその通り。今日は頻繁に目にする事が出来ました。
モンキチョウ(紋黄蝶)はタンポポの花に止まって吸蜜中。
ズバリ同系色同士の組み合わせ。これ以上お似合いのカップルはないでしょうね。 花を巡っての吸蜜に疲れたのか、モンシロチョウが枯れ草に止まって翅休め中でした。
どこにも傷みの見られない綺麗な翅。デビュー後間もない個体と思われます。
春の花のデビューが急速に進んでいます。
歌に唄われたナノハナとのカップリングを目にするのも、間近でしょうね。
※3/15に都内で撮影