荒れた天気の後は2013/11/26 21:26

荒れた天気の後は
昨日の荒れた天気から一転、ぽかぽか陽気の好天に恵まれました。
しかし樹々の様子を見れば、昨夜の強風の影響は明らか。
紅葉が鮮やかだったカエデの樹下もこの通り。
まだ色を失っていない葉がびっしりと敷き詰められていました。
強風に煽られて一斉に落ちてしまったらしい。何とも惜しい。
アキアカネの日向ぼっこ
気になったのは、荒れた天気が晩秋を生きる昆虫に与えた影響です。
結果としては、意外と平穏ムード。
アキアカネもいつもの様に、陽射しの降り注ぐ場所で日向ぼっこ中。
ハラビロカマキリの日向ぼっこ
大きな木の幹では、ハラビロカマキリもぬくぬく気分でリラックス中でした。
オンブバッタ
地表すれすれに注目してみたら、オンブバッタも多数生息中でした。
毎年、秋の最も遅い時期迄目撃可能なバッタです。
今年もその通りの展開になって来ました。
オンブバッタのカップル
交尾体勢にあるペアーも確認出来ました。
長寿なこのバッタのシーズンはまだまだ継続中。
体色も、枯れ色主体の環境に合わせ地味目に変化。まだまだいけます。
トゲヒシバッタ
枯れ色への擬態と言う点では、このトゲヒシバッタの見事さが光ります。
枯れ葉等と全く見分けが付かない程の枯れ果てぶりでした。
成虫での越冬も可能とされるバッタです。
冬枯れの野を生きる為には、これ位の完全防備が必要なんでしょうね。

※11/26に都内で撮影