今や剥き出し ― 2015/12/17 20:13
所によっては小雪が散らつくかもとの予報が出た日。
それを感じさせる様な雲が空を覆い始めた午後。
肌だけでなく目でも実感する冬の再来でした。 葉を散らす木は、殆どがその作業を完了しています。
その影響は冬越しの昆虫たちにも・・
これは以前から注目していたハラビロカマキリの卵鞘です。
ブラインド役の葉が散りつくして、今や剥き出しの状態になっていました。
シジュウカラ等、冬の野鳥たちにとって、カマキリの卵鞘は何よりのご馳走。
その手の貪欲な捕食者の目を逃れ続けて、無事誕生の春を迎えられるのか・・
いよいよ正念場の時に入った様です。 これは当ブログの12月11日の記事に掲載した同じ卵鞘の画像です。
この後ほぼ一週間で、卵鞘を取り囲む黄葉が散りつくした事が判ります。
しかしこの展開は、冬を迎えた落葉樹にとっては当然の推移。
場所選びに慎重を期した筈の親虫ですが、この展開は予想出来なかった様です。
その事がちょっと残念。産み付けるなら常緑樹なんだけどなぁ・・
※12/17に都内で撮影(参考画像は12/11に撮影)