デカブツ続々 ― 2016/07/17 20:52
草むらの奥で出会ったのは、キリギリスの仲間・ヒメギスのメス成虫。
幼虫の頃には、情けない位に小さかったのですが、暫く見ない間にこんな巨体に・・
お尻には刺さったら痛そうな鋭い産卵管も確認出来ます。
この種の特徴である黒光りする体色のせいもあり、正に威圧感十分。 夏の主役セミの羽化も活発に続いています。
今日も羽化を目前に控えた中身ありの抜け殻(?)を多数目撃しました。
これはポプラの葉に止まっていたクマゼミのそれ。
アブラやミンミン等東京で普通に見られる大形種を凌駕するデカさは既に歴然。
クマと呼ばれる位だから体がでかいのは当然だけど、鳴き声の方も特大。
この分だと、明日日中には、シャカシャカ、シャカシャカが盛大に響き渡りそう。 キリギリスやセミの世界は、デカブツが幅を効かせる段階に・・
いっぽう、カマキリの世界では?・・
残念ながらあともう一歩と言う段階に止まっている様です。
これはデカブツ候補生筆頭のオオカマキリ幼虫。
目つきやファイティングポーズは既に一丁前なんですが、体格の方があともう一歩。
鎌を振るい獲物をバッサバッサと・・そんな姿を目にするのは梅雨明け後でしょうか。
※7/17に都内で撮影