トウが立つ ― 2017/03/15 20:13
モードチェンジ? ― 2017/03/17 20:32
空の表情も柔らかめ。冬空の、ぴーんと張り詰めた緊張感が消え失せていました。
この先、こんな空が安定して続く事を、強く望みたい気持ちに・・ 陽射しに誘われたのでしょうか、春一番の蝶・ルリシジミを数多く確認出来ました。
しかし、皆、警戒心旺盛。カメラの接近を感じてヒラヒラと飛び去ってしまいます。
これはやっとゲットした一枚・・ではなくて、十分余裕をもって撮影した一枚。
カメラをかなり接近させても、じーっと動きません。
どうやら、陽射しの暖かさが心地よくて、ぐっすり昼寝中だったらしい。
お陰で、銀箔色に輝く真新しい翅の美しさを観察する事が出来ました。 いっぽう、こちらのナナホシテントウは、ひと時も休まず、ちょこまか・・
数を増し始めた若緑の草の上を、せわしなく歩き回っていました。
その目的は、獲物であるアブラムシの捕獲で、それなりの成果がある模様。
これ迄、晴れの日は日光浴と決めていた様ですが、もはや完全にモードチェンジ?。
※3/17に都内で撮影
春の野の坊や ― 2017/03/18 19:58
そんな感じの伸び具合を見せているのが、春の野の野草たちです。
春の陽射しをいかに多く浴びるか・・熱烈バトルの様相を見せ始めました。
そんな緑の世界の所々で目にする異質な色合いのこれ。
本当の春到来を告げるツクシンボウです。 先端のうろこ状部分から周囲に向けて胞子を撒き散らすのが、この坊やの使命。
そのためには、他の草を圧倒するだけのノッポになる必要があります。
今日目にしたのは、少し出遅れたのか、周囲の草に対して、やや形勢不利。
この先、一気に劣勢挽回に持ち込めるのか、少し気がかりに思えました。
でも、きっと大丈夫・・かな。 その胞子を狙ってやって来る者あり?・・
しばらく観察していたら、こんなチビ助がウロチョロし始めました。
真っ黒な体に赤い脚がユニーク。ミニミニサイズの蜘蛛の一種でしょうか。
ここを選んでやって来たと言う事は、余程これが好みなんでしょうね。
確かに、こんがり焼けたパンみたいで、不味くはなさそうかな。
※3/18に都内で撮影
春の野の大中小 ― 2017/03/19 19:42
春の気配を察知して活動を始めた蝶たちです。
まずは中サイズから・・タンポポの花で吸蜜するモンキチョウ。
出現時期としては、まさにぴったりって言う感じですね。 小サイズは、ここに来て俄然数を増やしているルリシジミです。
吸蜜対象はユキヤナギ。小枝にびっしりと付いた小粒の白い花です。
この花の開花時期に合わせて、続々と羽化しているのかも知れません。
まさに相思相愛の仲って言う感じ。 お次は大サイズ・・と言っても、あくまでも現時点でのって言う事ですが・・
やがて登場するアゲハの仲間には敵いませんが、今の所は存在感十分。
キタテハ。こちらもユキヤナギの花にご執心の様子。
枝に張り付いて吸蜜を繰り返していました。 成虫での越冬も可能なタフな蝶。
そのタフネスぶりは、このごっつい顔つきからも察しがつきますね。
この組み合わせ、何となく小柄な美女と野獣って言う風にも感じられるのですが・・
※3/19に都内で撮影
地面スレスレで大忙し ― 2017/03/20 20:12
小さなアリたちが、荷物運びに大忙しでした。
春到来を感じて、巣作りや補修が急ピッチで進められている様です。
運んでいたのは、その為の建築資材かも・・ どれ位の重さかは不明ですが、見た目では、体長比かなりの負担になっている筈。
それを軽々と口で咥えて素早く運んで行きます。
この手の働き者が周辺に多数。この様子では巣が完成するのはあっと言う間かも・・ このアリは超ロング資材を運搬中。一体何に使うのやら・・
ここ迄四苦八苦して運んで来たけど、”やっぱこれ無理だわ” ってなったみたい。
荷物をここに放置して、別の資材探しに向かってしまいました。
いずれにしても、感心する程の勤勉さ。見習わなくちゃなぁって思うものの・・
※3/20に都内で撮影