やめてくれよ!って・・ ― 2023/11/06 13:02
自分の繁茂エリアを拡張しようとする動きに衰えは見られません。
好都合の草があったぞ!って絡みつかれたのは、背高なエノコログサの穂先。
”やめてくれよ!” って言う嘆きの声が聞こえてきそうな光景でした。
でも、やめるような相手じゃないところが、何ともね・・ クズの葉を食い跡の穴だらけにしてきた、クズクビボソハムシ。
そろそろその猛食ぶりにも陰りが見え始める頃でしょうか。
今日は、種類が違う葉っぱに止まっていました。
しかし、かじる気配は、全く無し。
”やはり浮気はダメだなぁ” って反省していたのかも・・ 浮気はせずに、好みの花・一択!。
そんな感じで、コセンダングサの花に来て、吸蜜に熱中するモンシロチョウ。
まさにお似合いの組み合わせと言う感じでした。
この画像で気になったのは、茎にびっしり張り付いた黄色いアブラムシの群れ。
その退治役を期待すれども、モンシロチョウにその能力はありません。
全く無関心の様子。退治の専門家 テントウムシの登場を待つしかない様ですね。
※11/6に都内で撮影
快復中の空の下・・ ― 2023/11/07 12:49
白い雲越しに、爽やかな青空が覗き始めました。
今の時期に目にしたいのは、きれいに晴れ渡った秋の空。
その思いに応えてくれる展開。まさに望み通りだなぁと・・ 雨を受けて、樹々の落葉がいっそう促進されたのでしょうか。
色とりどりな葉っぱが、路上に積み重なっていました。
褐色系が殆どでしたが、中には、こんなに鮮やかな色のまま散り落ちた物も・・
勿体ないなぁ!って声を掛けたい気持ちに・・ 雨降りの間中は、葉陰に身を潜めていた筈のウラギンシジミのメス。
草の葉上に出てきて、濡れた翅を乾燥中でした。
翅に若干の傷みは見られますが、この蝶の特徴である白い斑紋は健在。
晴れ渡った秋空の下で目にする機会は、まだまだありそうですね。楽しみ!。
※11/7に都内で撮影
今日限りかも・・ ― 2023/11/08 12:56
延命効果は抜群! ― 2023/11/09 14:18
但し、樹下にはかなりの数の落葉が・・この風景も、そろそろ見納めでしょうね。 公園の区画を仕切るロープに止まっていたアキアカネのオス。
のんびりと、日光浴を楽しんでいる様子でした。
穏やかな陽射しの延命効果は抜群!。もう暫くの間、目撃機会がありそうですね。 見頃はとうの昔。カラカラに乾いたアジサイで見かけた意外な組み合わせです。
緑色が鮮やかなヒメクダマキモドキ。
こちらも、日向ぼっこに最適な場所として、ここを選んだらしい。
晩秋を生きる昆虫達にとって、降り注ぐ陽射しが何よりの活力剤と言えそうです。
観察者としても、好天の継続を強く望みたい気持ちに・・
※11/9に都内で撮影
そんな空の下でも・・ ― 2023/11/10 13:03
今まさに秋から冬への転換期。この先も不安定な天気傾向が続くのでしょうか。 そんな空の下でも、ヤマトシジミの食欲は減退せず。
コセンダングサの花に来て吸蜜を繰り返していました。
花粉を媒介して欲しい花にとっては、何よりのお客様。
蜜をたっぷりプレゼントしたいところですが、暗い空の下では出がイマイチかなぁ。 ひょろっと伸びた草の茎に、ハラビロカマキリの卵のうが産みつけられていました。
いまは、空に向けて伸び上がっている茎ですが、やがて倒れてしまう流れ。
無事、孵化の時を迎えられるのか、心配になりました。
いつもの通り、しっかりした木の幹に産みつけた方が良かったんじゃないのって・・
産卵のエキスパートも、たまにはドジを・・で、なければいいのですが・・
※11/10に都内で撮影