冬の間もOK2012/12/22 22:39

冬の間もOK
急速に天気が回復しましたが、時既に遅し。
日暮れも間近に迫っていましたので、自然観察散歩はお休みにしました。
この記事では最近撮影した冬の間も出会い可能な昆虫を数種掲載します。
▲ツマグロキンバエ。
縞々模様が浮き出た目が特徴の小さなハエです。
冬の間も花壇等で咲く花があれば、ほぼ間違いなく目撃が可能。
長い舌状の口吻を伸ばして蜜を吸い取っています。
ナミハナアブ
タンポポは冬の野に咲く花の代表種。少数ですが、寒さに耐えて健気に花開きます。
成虫で越冬する昆虫にとっては、まさに救いの神と言える存在。
この日は太っちょのアブ・ナミハナアブがやって来ていました。
見応え十分の大柄なアブ。タンポポの大きさと比べても一目瞭然です。
ナミハナアブ
背中の模様はくっきり明瞭です。
このパターンと色合いから見ても、明らかにハチに擬態しているんだと思います。
実態は全然怖くないアブなんですが・・
ホソヒラタアブ
開き始めたサザンカも越冬中の昆虫にとっては人気抜群の花です。
吸蜜に夢中なのはホソヒラタアブ。ナミハナアブとは正反対の超スリムタイプです。
小さいので、花の奥まで潜り込んでの吸蜜が可能。
たまにそのまま眠り込んでしまう個体を目にする事もあります。

※12/14から12/19にかけて都内で撮影