冴えない空の日は ― 2013/11/09 22:12
穏やかな秋晴れがひろがった翌日は、陰鬱な雰囲気を漂わせる暗い空。
かなり色づいた草紅葉も、弱々しい光のもとでは色の冴えを期待出来ません。 夏には様々なトンボが飛び交った水辺も、今は静寂。
水辺を埋め尽くした緑の草も、急速に黄変し始めました。 色を変えて、冬支度を進めている植物たち。
しかし、目を凝らせば、その先の春を目指して息を潜める物を見つける事も・・
紅葉した葉の傍にちょこんと付いていたのはハナミズキの花芽。
固く閉じた殻。もうすぐ襲って来る寒気への準備は万全です。 陽射しがなく肌寒い日は、昆虫の活動は至って不活発。
そうでなくても、秋が深まり数を減らしているだけに、寂しさはひとしおです。
今日出会えたのは、ほんの数種だけでした。
これはヒメジョオンの花に止まるモンシロチョウ。
でも吸蜜の為の口吻を伸ばしていません。ひたすら休息と決め込んだ様です。 秋の草に止まっていたのは、色褪せた翅を持つヤマトシジミ。
晴れ日にはまだ元気に飛び回る姿を目にしますが、モンシロ同様、今日はお休み。
秋の草は皆しなやか。僅かな風にも大きく揺れてしまい、とても不安定です。
果たして休息になるんだろうかと余計な心配をしてしまいました。
※11/9に都内で撮影




