まぶしく光るノッポ達2017/09/10 20:32

まぶしく光るノッポ達
秋の草と言えば、なよなよ風になびく柔軟な物が思い浮かびますが、それだけでは・・
セイタカアワダチソウやキクイモ等、がっちり根を張り高く突きあがる物も多数。
いま草むらでは、そんな背高ノッポ達の背比べが始まっています。
逆光下で、まぶしく光る様は迫力十分。
秋は物静かって言うイメージとは、かなり異なる様な・・
シオカラトンボの翅休め
そんな草のひとつに夏の主役・シオカラトンボが止まっていました。
不順な夏ではあったけど、それを精一杯生きてきた疲れが出始める頃でしょうか。
やがて、こんな情景の主役は、アキアカネ等にとって代わられる筈。
季節の歩調が、ほぼ正常に戻りつつあるのかなと感じました。
オオカマキリ成虫
縦長の草の葉にしっくり調和して、獲物待機中だったこれはオオカマキリ成虫です。
こちらの草むらデビューも、ほぼカレンダー通り。
この先、この巧みな擬態に騙されて、犠牲になる昆虫も多数にのぼる筈です。
私自身もうっかり見過ごすところでした。

※9/10に都内で撮影