冬がレベルアップ2013/12/08 21:26

冬がレベルアップ
それ程厚い雲ではないのですが、陽射しが絶えると途端に寒気に包まれます。
冬がもう一段レベルアップした感じ。
葉を散らし尽くしたクヌギ越しにひろがる空も冬の表情を漂わせていました。
枯れ草
草むらの今を象徴する眺めです。
除草されて積まれた草もからからに乾いて、もはや生きる物の気配は無し。
と思ったのですが・・
ササキリの仲間の幼虫
枯れ草を伝ってぴんと飛び跳ねる物あり。
そーっと近づいてみたらササキリの仲間の若齢幼虫でした。
ササキリの越冬形態は卵の筈。何かの間違いで生まれてしまった様です。
今の時期、この種に限らず、時期外れの幼虫を目にする事が良くあります。
それを目にする度に、やるせない気持ちになります。
ナナホシテントウ
ナナホシテントウ等のテントウムシは、成虫での越冬も可能です。
出会えて当然なのですが、見つけられればやはり嬉しい。
今日はセイタカアワダチソウの綿毛に潜り込む姿を目にしました。
ほかほかと暖かいかどうかは判りませんが、ぐっすり寝込んでいる様子でした。
ガガンボ
いかにもひ弱そうですが、ガガンボの仲間は意外と寒さに強いみたい。
冬の草むらでも割と頻繁に目にする事が出来ます。
いつも感心するのは、この開脚ポーズの見事さ。
これだけ脚が長いと、どんな所でもひょいっと止まれちゃうんですね。

※12/8に都内で撮影

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