今季一番の寒さに ― 2013/12/09 20:44
最終盤を迎えた公園樹の紅葉。
晴れ日とは違う落ち着いた雰囲気で目に迫って来ました。 弱い光の中でも、精一杯の存在感を主張する紅葉もあります。
程なく色を失い散る事を思うと、余計に愛おしさを感じます。 サクラの樹下は既にこの状態。
落ちた後暫くは鮮やかさを残していた葉も乾いた枯れ色に変っていました。
正に落ち焚きに最適・・とは言え消防法絡みでしょうか。今や死語に近いかも。
これで焼いた焼き芋のうまさを思い出すと、いかにも惜しい。 当然のことながら、樹上の枝は丸裸の冬姿に変っていました。
散った葉の代役として、賑わいを見せていたのはスズメの群れ。
個々に観察してみると、寒さを除ける為に羽毛を立てて身体を膨らませています。
冬の季語ともなっているふくら雀。今日の寒さを象徴している姿でした。 寒い時期を敢えて選んで咲くヤツデの花。静かに見頃を迎えています。
見方によっては、花火の様に見えなくもないけど、そんな華やかさを一切なし。
冬に咲く花ならではのキャラクターなんですね。
※12/9に都内で撮影