驚異的な速さだなぁ2016/05/24 21:35

驚異的な速さだなぁ
他の昆虫から恐れられる狩猟者・カマキリ達の季節もいよいよ本格化へ・・
先行したオオカマキリ幼虫を追って、ハラビロカマキリ幼虫が続々と誕生しています。
これは木の葉の上に止まっていた一匹。
まだ超ミニサイズですが、体色を含め、結構凄みを感じさせる点はさすがです。
私が驚くのは、この段階に至るまでの時間の短さ。
その理由については、下に掲載した同種幼虫の画像をご覧ください。
孵化直後のハラビロカマキリ幼虫
今日と同じ場所で、一昨日(5/22)に目にした幼虫です。
まだ体が白っぽいし、目は真っ黒だし、孵化直後である事を如実に物語っています。
同じ場所での出会いと言う点から察するに、二日の間に目覚しい変化を遂げたらしい。
ごく限られた間しか生きられない昆虫にとって、これはごく当たり前の事なのかも。
それにしても、驚異的な速さだなぁ・・
ハラビロカマキリの卵鞘
寒い冬の間、やがて孵化する新しい命を暖かく護り続けた卵鞘の、今の姿です。
幼虫が続々と孵化した事を示す残留物が沢山絡みついていました。
もしかすると、卵鞘に中には、出遅れた新しい命がまだ眠っているのかも知れません。
昨年の晩秋に息絶えた母虫が、心を込めて作った労作とも言えるこの卵鞘。
私にとっては、この先暫くの間も、要注目のターゲットです。

※5/24に都内で撮影
(孵化直後のハラビロカマキリ幼虫については、5/22の記事にも掲載しています。)

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