日本の秋はやはりこれ ― 2016/10/21 21:13
今年もそんな様子を観察できる時期になりました。
これは白く輝くススキの穂。うなだれ具合も丁度いいかなと・・
外来種セイタカアワダチソウとの競合で不利な立場にあるとも言われています。
確かに数は減った様に感じますが、今年もそれなりの数を確認。
このなよなよした姿を目にすると、日本の秋はやはりこれだなぁと・・ イネ科植物と言っても、種類によって漂う雰囲気は様々。
ブラシ状の穂をつけるこのチカラシバは、結構パワフルな感じ。
これが密集する場所には、容易に足を踏み入れられない感じの威圧感があります。 イネ科植物が盛りの時を迎えれば、大歓迎って言う感じの昆虫が現れるのが道理。
このクモヘリカメムシもそのひとつ。
ご覧の通りの超細長体形。細長くしなやかな葉を持つイネ科植物と相性バッチリ。
食性もズバリ。チカラシバ等の穂に止まり、粒々から汁を吸いだします。
まさにジャストタイミングでの成熟した姿と言えそうです。
※10/21に都内で撮影