冬木立の楽しみ ― 2013/01/11 21:29
特に早く傾き始める冬の陽を受け、赤く染まる姿は神々しささえ感じる程。
雲一つない青空とのコントラストが絶妙。しばし見とれてしまいました。 勿論その他の木にも見所はいっぱい。
春を待ちこがれる冬芽の形にも、それぞれの個性があって楽しめます。
感覚的に最も共感できるのが、コブシやモクレンの花芽。
ふさふさの綿毛にくるまって、厳しい冷え込みをやり過ごしています。
厚着をして寒さをしのぐ人間の生活パターンにぴたり一致していますね。 対照的に丸裸のまま頑張っている芽を持つ木もあります。
これを目にすると、寒さになんか負けてはいられないと言う気になるのですが・・
やはり人間の場合は無理は禁物。コブシスタイルの耐寒法が無難な様です。 葉を落とした樹々にはもう一つ注目ポイントが・・
葉が落ちた後に出来る葉痕の観察です。
いろいろな物を連想させる形のバリエーションが豊富で楽しめます。
これなんか、何となく猿の顔を連想させませんか?・・
※1/10と1/11に都内で撮影