目で見る立秋 ― 2015/08/08 20:58
空を見上げたら、あれれっ!って言う感じ。
秋の空を思わせる細かい雲がひろがっていました。一寸出来すぎじゃないの・・ 気温の方も、昨日までの猛暑からは一歩後退って言う感じ。
とは言え、日向を歩くのはちょっとなぁと言う位の暑さである事に変わりなし。
水辺のシオカラトンボも、日陰になる場所の水草に止まり翅休め中でした。
夏を象徴するトンボとしては、少しだらしないなと感じつつ、共感を覚えて一枚。 体形はシオカラトンボより貧弱なベニイトトンボ。でも全然だらしなくありません。
強い陽射しの中、オスとメスが連結しての産卵を、何回も繰り返していました。
このトンボ達は、近づきつつある夏の終わりを感じとっている様です。 昆虫の世界も、この先、夏から秋への場面変換を徐々に進めて行く筈です。
そんな事を感じて写した一枚。
左は、今を盛りと樹上で鳴き声合戦を繰り広げるセミの抜け殻。
右は、秋の野を元気に飛び回る筈のアオスジアゲハ幼虫です。
主役交代の時期が刻一刻と・・
※8/8に都内で撮影