寂寥感が今年も・・2018/12/25 20:59

寂寥感が今年も・・
夏にはトンボ達が飛び交い、秋にはイナゴが水草の葉を猛食していた水辺の今。
視界の殆どを占めていた水草の緑色の痕跡を見つける事はほぼ不可能になりました。
今は若干の鮮やかさを見せる黄金色に染まっていますが、やがて完璧な枯れ色に・・
そして襲いかかる北風に負けて、揃って倒れきる日が間近に迫っている筈です。
毎年今の時期になると感じる寂寥感、今年もその通りの展開になってきました。
サザンカの花にいたハエ
そんな中、僅かに鮮やかさを感じさせる物と言えば、この薄紅色のみ。
今が旬と花開くサザンカの花弁です。
その一枚に黒いゴミらしき物が付いていたので接近したらこの通り。
超小型のハエの仲間でした。花芯から出る蜜をたっぷり吸って一休み中だったらしい。
冬の間も活動を休止しない昆虫と言えば、ハエやアブの仲間がまず思い浮かびます。
基本的に地味目な奴ばかりなので、手応えと言う点ではいまひとつ。
でも、貴重な被写体として、当分の間お付き合いが続いて行く筈です。

※本日撮影の画像ではありません(12/24に都内で撮影)