池の畔にて2012/10/15 19:31

池の畔にて
池の畔の水草に止まっていたのはアキアカネとコバネイナゴ。
秋の主役がそろい踏みって言う感じです。
今日この池の周辺で特に目立ったのがアキアカネ。多数が集まっていました。
アキアカネのカップル
池の畔に立つ木の枝で目にした光景がこれ。イメージは愛のシルエット。
産卵に向けてのアキアカネの受精シーンです。
この後、連結したまま樹下の池に向かい、産卵を始める筈。
いよいよ繁殖活動にスパートが掛る時期となった様です。
アキアカネのアクシデント
数多く集まる中には、とじを踏む個体も現れます。
水面ぎりぎりに飛んだのはいいけれど、勢いあまって墜落って言う顛末に・・
こうなると翅が水面に密着してしまい、どうもがこうと再び飛び上がるのは困難。
この手のアクシデントは、秋の深まりと共にこの先数多く目にする様になります。
もしかするとアキアカネの死亡原因としてかなり高ランクかも知れません。
アキアカネ救出
見かねて、近くに落ちていた小枝を差し出し救出しました。
ひどく濡れた翅が痛々しい。この後、翅のぶるぶるを繰り返して飛び去りました。
でもこの個体、片方の翅をかなり大きく欠損しています。
また同じ墜落事故を繰り返しそうな予感が・・
見つめるカエル
池の周りをうろうろするおやじを興味深そうに見つめていたのがこれ。
アカネ同様へばりついてますが、これは墜落じゃなくて至ってノーマルな体勢です。
この後、ひょいっと水中に姿を隠してしまいました。

※10/15に都内で撮影