元日、二日と連続で気持ちのいい青空に恵まれました。
正月としては正に理想的な天候なんですが、自然観察の手応えはさっぱり。
一年のうちで最も寂しい時期にさしかかりました。
水辺の草も枯れ色の極み。
吹き付ける風を受け、かさかさと乾いた音をたてて揺れていました。
散る事のない常緑樹の葉に、遠く過ぎ去った夏の日の名残が・・
輝きを失っていないセミの抜け殻。余計に侘しさを感じさせる光景でした。
しかし目を凝らせば、春につながる自然の息づかいを感じ取る事が出来ます。
落ち葉をはねのけて顔を覗かせた若草。
面積的に逆転する日はまだ先の事でしょうが、確かに産声をあげています。
※1/2に都内で撮影