真夏を盛り上げる ― 2013/07/25 21:16
ミンミンゼミやアブラゼミの声が主流なのは例年通りですが、手強い強敵も・・
声のでかさで言うと、新顔・クマゼミの "シャッシャッシャ" がダントツです。
このやかましさが一日中続くと閉口ですが、時間限定なのが救いの様にも・・ セミの合唱が、真夏の雰囲気を盛り上げているのは勿論ですが、もう一つ・・
成熟したバッタ達の姿を目にすると、いよいよ夏も本番だなを実感します。
特にここに来てのショウリョウバッタの成熟ぶりが物凄い。
今日出会ったのは、あばたづらのデカ物でした。
さすがに日本最大のバッタにふさわしい貫禄で、堂々とカメラとご対面です。 近くの草に、同じショウリョウバッタの抜け殻がぶら下がっていました。
風に吹かれてゆらゆら。何とも情けない雰囲気でした。
脱皮した成虫のあの貫禄とのギャップ、あまりに大き過ぎです。 草むらでは、カメムシのバリエーションが増々多様化中です。
これはアカスジカメムシ。一寸目だち過ぎだよって言いたくなる様な色合いです。
この派手派手さは、おそらく毒があるから食べるなよのサインと思われます。
実際の効果の程は判りませんが・・ 今日の気掛かりなシーンがこれ。水草の茎に止まる中くらいのイナゴです。
目の下にうっすらと涙の様な模様がありますので、ツチイナゴの幼虫かと・・
ツチイナゴは成虫で冬を越し、翌年に産卵をして一生を終える特異なイナゴです。
そのライフサイクルからすると、現時点でもうこの大きさと言うのは一寸不可思議。
暑い夏が早く始まった事の影響かも知れません。無事生き続ける事を願うばかり。
※7/25に都内で撮影