激変した気温に ― 2013/11/13 20:54
気になっていつもの草むらを歩きました。
さて、アキアカネはどうかなと探してみた結果がこれ。
冷たい風を除ける為か、草の繁みの中、地面すれすれに止まる姿ばかりでした。 落ち葉の上にも止まっていました。
颯爽と飛び回った日々は遥か昔。君はバッタかと言いたくなる様な姿ばかり。
陽射しのある内は、こうして日光浴に専念して延命をはかっている様です。 手を差し伸べてみたら、こうなりました。
人肌の暖かさに惹かれての行動の様です。
長いお付き合いだったこのトンボと、最もお近づきになれたと感じた瞬間です。
でも、この先がそれほど長くない事を思うと、何とも切ない気分に・・ 増々早まる日暮れ。日光浴に費やせる時間も、かなり減っている筈です。
アメリカセンダングサのとげとげに止まるヤマトシジミ。
弱まり始めた陽射しを惜しむ様に、じーっと動きませんでした。 セイタカアワダチソウに止まるガガンボも同様?・・
ではなくて、こちらはしっかり花の蜜を吸っている最中でした。
こんな風に弱々しく見える種に限って、寒さに強い所が昆虫の世界の面白さ。
この先も度々出会えそう。でも、いかんせん手応えの方が・・
※11/13に都内で撮影