クライマックスの眺めに ― 2013/11/22 19:03
空には高空の寒気を物語る雲、そして地上には様々な樹々の葉の色づきが・・
秋のクライマックスを象徴する眺めに、しばし見とれてしまいました。 この雲の名は鉤状雲(かぎじょううん)。高空に掛かる巻雲の一種とされています。
5000mを超える上空で、気温が-40度C以下に下がった時に現れるらしい。
空の上では既に師走の風が吹き荒れているんですね。 ケヤキの大木が褐色に染まっていました。
付けている葉が多いだけに、北風に吹かれて葉が散る様子もかなりダイナミック。
来週あたりには、そんな光景も目に出来そうです。 モミジバフウの場合は、北風を受けて、葉と共に木の実を地上に落とします。
マコロンを思わせる形ですが、表面に鋭いとげとげを持っています。
頭に直撃を受けると結構痛そう。当分の間、この木の下では注意が必要です。 木の葉の色づきを至る所で楽しめる時期ですが、一方昆虫の方は?・・
目を凝らしても、出会いのチャンスは中々と言う状況になって来ました。
むしろ当たり前じゃない所に注目した方が、出会いの確率があがる様な気が・・
これは建物のコンクリート壁面に張り付いていたサトクダマキモドキ。
どうしてそんな所に逆さまで?・・寒さを避ける為なんでしょうか。
※11/22に都内で撮影