水辺の秋に・・2016/10/18 20:24

水辺の秋に・・
水辺の秋を象徴する眺めのひとつが、やや傾いた陽を浴びて輝くヨシの穂。
いよいよそんな光景が目の前に拡がり始めました。
開き始めて間もない今は、まっすぐに上を目指して突き上がっている感じで初々しい。
やがて、風が吹くまま、しなやかになびく姿に変わって行きます。
そんな秋の深まりを感じさせる風景を目にするのも、それ程先の事ではない筈です。
ミゾソバの花
足元の湿地に目を移すと、こんなに可愛らしい花がたくさん開いていました。
私の印象ではなんとなく金平糖。
湿地に群生するタデ科の野草・ミゾソバの花です。
ヨシの穂ほどアピール度は高くないけれど、これも又、水辺の秋を象徴する光景です。
ハネナガヒシバッタ
その花のひとつに、こんなのが止まっていました。
小粒で可愛らしい花とは、何とも不似合いな無骨な姿。
ミゾソバ同様、湿った場所を好むバッタの仲間・ハネナガヒシバッタと思われます。
ミゾソバの花はやがて枯れてしまうけれど、このバッタは成虫のまま越冬可能。
そこにいるのは、花を愛でるのも今の内って言う事?、それとも花をかじる為?・・

※10/18と10/16に都内で撮影