汗をかきかき・・2013/06/08 21:44

汗をかきかき・・
梅雨晴れが依然継続中。
強い陽射しの下、汗をかきかき、何時もとは違う場所で昆虫観察を行いました。
▲梅雨の雨が似合うかどうかは判りませんが、この脚長昆虫の名前はツユムシ。
まだ幼虫体形ですが、翅が生え始めており、お尻には産卵管も確認出来ます。
夏草に止まるスマートな成虫の姿を目にするのも、そう先の事ではない筈です。
サトクダマキモドキの幼虫
同じツユムシ科ですが、サトクダマキモドキの幼虫はまだ赤ちゃん状態。
小さい上に、周囲の緑に融け込む体色なので、殆ど存在感ゼロって言う感じ。
キベリクビホソハムシ
昆虫の多くは、環境色の緑に巧妙に融け込む作戦ですが、中には逆を狙う物も・・
今の時期に多く見られるハムシの仲間には結構派手な体色の物が見受けられます。
これはアジサイの葉にいたキベリクビホソハムシ。
警戒色とも言える黄色と黒の組み合わせで、小粒ながら目立ち度は抜群でした。
相手をどきっと驚かして撃退する作戦でしょうか。
ベニイトトンボ・オス
真っ赤な体色を持つベニイトトンボ(オス)。
緑色に染まる草地の中で見る紅色は、より一層鮮明に感じられます。
数的にはまだ多くはありませんが、今年も順調に誕生している様で一安心。
ハラビロカマキリの幼虫
同じく順調に誕生中なのが、カマキリの仲間。
オオカマキリに続いて、ハラビロカマキリも登場し、賑やかになって来ました。
今日出会った幼虫はもう既に一丁前。
カメラの接近に気づいて、お尻をくいっと曲げる威嚇ポーズを見せてくれました。
まだ超ミニサイズですが、気の強さだけは既に成虫並みの様です。
ヒルガオにいたハチ
緑の草地に彩りを添えているのは、薄紅色のヒルガオの花。
アサガオに似た優しげな花形が魅力です。その花に潜り込んでいたのが、中型のハチ。
シベの部分に、ぶっちゅーっとキスをしているみたい。
動きがないところを見ると、このまま寝込んでしまったのかも・・
何とも微笑ましい光景ではありました。

※6/8に都内で撮影