あるべき姿は・・2017/05/06 19:59

あるべき姿は・・
若草が、より一層の茂り具合を見せ始めた草むら。
そこで出会った物凄い顔のデカブツです。
突然こんな形相のに出くわしたら、思わず腰が引けそうになるかも・・
さて、存在感抜群のこの昆虫の正体とは・・
クビキリギス成虫・褐色タイプ
全体像はこの通り。褐色タイプのクビキリギス成虫でした。
キリギリス系の多くが超ミニサイズの赤ちゃん状態なのに、このデカさたるや・・
それもその筈、成虫のまま冬を越して来たツワモノです。
この草むらでの繁殖行動開始も間近な筈。パートナー探しの最中だったのかも。
それにしてもこの体色、周囲の緑との対比が凄すぎて擬態になっていませんね。
行動パターンとしては夜行性。
昼間は物陰にじっと隠れて、動き回らない方がいいかも・・
ナナフシモドキお昼寝中?
同じく夜行性のナナフシモドキは、例の通り、存在感殆ど無しの隠密生活中。
爽やかな風に揺れるサクラの若葉の裏で、立ったままお昼寝中(?)でした。
この画像ではシルエットになり目立っていますが、実際は緑色で周囲との融和性大。
なんの心配もなく、夜の訪れを待てる心境の様です。
夜行性昆虫としての、あるべき姿はやはりこれかなぁ・・

※5/6に都内で撮影