陽射しの功罪2016/11/05 20:41

陽射しの功罪
翅を目一杯広げて、今日の豊かな陽射しを楽しんでいる感じ。
そんな雰囲気だったのが、シジミチョウの仲間・ウラギンシジミ・雄でした。
表翅の斑紋に多く見られる擦り傷は、これ迄の活発な活動を物語るもの。
精一杯生きてきた事の証です。
そして、今は、のんびり余生を過ごす時期に入ったのでしょうか。
ハラビロカマキリの雌、日光浴中?
大きな木の幹に止まるハラビロカマキリ・雌も、のんびりと日光浴中?。
太い幹の陽射し側に止まっていたので、そう見えたのですが・・
ハラビロカマキリの雌、上へ上へ・・
”今の時期は、それどころじゃないのよ” って言う事の様で、こう言う展開に・・
体を揺らしながら、上へ上へと・・ ”おおい、どこ迄行くんだい?” って言う感じ。
木登りの目的は、樹上性のこのカマキリならではの産卵場所探しの筈。
北風が直撃せず、冬の陽射しがたっぷりで、なお且つ天敵・小鳥の目につかない場所。
そんな理想的な場所探しに、知恵を絞っている日々の様です。
でも、場所探しに疲れたら、のんびり日向ぼっこもいいと思うけどなぁ・・
”おーい、聞こえてるかぁ?”・・
小さな蜘蛛バレバレ
秋に生きる生きもの達にとって、降り注ぐ陽射しは、何よりの恩恵の筈。
でも、一概にそうとばかりも・・
例えば、葉の表面から一寸浮いた箇所に見えない網を張っていたこの小さな蜘蛛。
今日の陽射しが余りに強すぎて、自分の影がくっきり葉っぱの上に落ちていました。
折角目立ちにくい体色なのに、影のせいで、そこにいる事がバレバレ。
これだと、かなりうかつな昆虫でも、ヤバイって警戒するんじゃないかなぁ・・
事実、網には、なーんにも掛かっていませんでした。ヤレヤレ・・

※11/5に都内で撮影