肌にひんやり・・2021/12/31 14:48

肌にひんやり・・
疫病の終息には至らず。そんな残念な雰囲気の中で暮れてゆく2021年。
来年こそはと言う願いが強いのですが、どう言う展開になるやら・・
一方、目にする自然はと言うと、季節なりの推移がほぼ順調に進んでいます。
葉を落とし尽くした木の上にひろがる冬空。
雲は、陽射しを遮る程に厚くないのですが、肌に触れる空気はひんやり。
正月期間に入ると、この寒気はさらに強まって行くんでしょうね。
ドウダンツツジの紅葉
クールな風景を目にした後にこの色を目にすると、そのギャップに強い違和感を・・
道端の低木・ドウダンツツジの紅葉です。
ずいぶん長い間、この色合いを保って目を楽しませてくれています。
しかし、そろそろ限界に近づいているのでしょうか。
固く閉じていたボケの蕾
こちらは、花開く時を待つ、小さな赤いつぼみ・ボケの枝に沢山付いていました。
当分は厳しい寒さに耐える日々となるでしょうが、その時が来れば一斉に・・
大いに期待を抱かせる光景でした。
アキアカネの日向ぼっこ
当ブログのメインテーマである昆虫について、今年はどんな年だった?・・
通い慣れた観察地には、種々の事情で思う様な立ち入りが出来ずに、困惑しました。
そんな中でも嬉しかったのは、里帰りを果たしたアキアカネに頻繁に出会えたこと。
これは12月2日に最終目撃した個体です。
少数ながら、こんなに遅い時期まで生き延びた生命力を称賛したい気持ちに・・
この観察地の池には、来季の誕生を待つ新しい生命が沢山眠っている筈です。
それらは羽化して、避暑地の高原に旅立つ筈。その頃の様子も目にしたいなと・・

※12/31と12/30に都内で撮影。
※アキアカネは、12/2に撮影し、同日の記事に掲載した画像の転載です。

この一年、当ブログをご覧いただきありがとうございました。
来年も出来るだけ頻繁に更新を続けてゆく予定です。よろしくお願い致します。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

デジイマブログから新年のご挨拶2021/12/31 23:59

デジイマブログから新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
今年も「デジイマブログ・東京の自然観察記」をよろしくお願いいたします。
厳しさを増す寒さに注意しながら、身近な場所での自然観察を続けていきます。
                          2022/01/01