うすぼんやりと・・ ― 2022/04/11 13:06
浮かぶ雲も、なんかのんびりした雰囲気で、いかにも春タイプだなぁと。
私としては、そんなふうに思いましたが、人によっては花粉症が?・・ 草むらでは、タンポポの綿毛ボールが、あそこにも、ここにも・・
揃って、もう少し風が強ければなぁと言う想いだったでしょうか。
穏やかな陽射しは大歓迎だけど、その点がちょっとなぁだったかも・・ こちらは綿毛ボールの予備軍。ほぼ満開状態で、蜜の出もすごく潤沢らしい。
その花で吸蜜にせいを出していたのは、大型のキンケハラナガツチバチでした。
近くにはオオイヌノフグリも咲いていましたが、そちらにはいっさい目もくれず。
そりゃそうですよね。図体から言っても、両者の組み合わせは絶対ムリ!。
このハチにとって、今の時期は、この花一択なんでしょうね。
※4/11に都内で撮影
カラフルな眺めを・・ ― 2022/04/12 15:02
カエデの葉の若緑、ハナミズキの花の紅色、そして常緑樹の葉の濃厚な緑。
サクラの花が見頃を過ぎ、寂しい想いを抱く日々かなと思えるのですが・・
決してそんな事はないですね。 良く目を凝らすと、我が時来ると言う感じの元気者に出会う事も可能です。
これはアオモンイトトンボの若齢個体。鮮やかな紅色が特徴。
繁り始めた草から草へ、フワフワと採餌飛翔を繰り返していました。
餌となる小昆虫たちにとっては、気が抜けない日々の訪れですね。 こちらは、草の繁みをノソノソと歩いていたクビキリギス。
今の時期に不似合いな程の大きさですが、それもその筈。
この種は成虫の状態で越冬し、翌年の初夏まで生き続けるのだとか・・
一般的なキリギリスの仲間とは逆の生き方をする変わり者なんですね。
まぁ、これはこれでありなんでしょうね。
※4/12に都内で撮影
明日はシャッキリ?・・ ― 2022/04/13 15:08
それと好対照を成していたのが、目立ち度抜群の色・ナホシテントウの背中でした。
獲物であるアブラムシ退治に大忙し!。手応え十分の時期に入った様ですね。 こちらは、力を合わせて、デカイデカイ獲物を運搬中だった働きアリ・2匹。
これなら、巣に持ち帰って自慢できるね!って言う想いでしょうか。
でも、デカ過ぎて、巣穴にうまく運び入れられるかが、気がかり!。
ムダ働きに終わらない事を祈るばかり。 昆虫達は、揃って本気モードに・・
ちょっと出遅れ気味だったこれも、それに負けじとお目覚めの様子でした。
地面にベタっと拡がっていたヘラオオバコのロゼットですが、今日はこの姿に・・
まだ、ちょっと寝ぼけ気味だけど、立ち上がろうとする意欲は十分な感じ。
明日はシャッキリ、お目覚めとなるかなぁ?・・
※4/13に都内で撮影
絶妙なキャラクター ― 2022/04/14 13:31
それと好対照をなしていたのが、路面を埋め尽くす膨大な量の落ち葉でした。
ミスマッチここに極まれりの眺めですが、今を象徴する風景と言えるかも・・
秋ではなく、春先に一斉に葉を落とす風変わりな木が、クスノキ。
春の自然風景に変化をもたらす、絶妙なキャラクターと言えそうです。 順当な線としては、今を象徴する眺めのひとつが、これでしょうね。
梅雨時に見頃を迎える、ガクアジサイの花芽の今の様子です。
だいぶ先の事だけで、見頃に向けての準備が着々と進んでいる感じでした。
さて、開花時にどんな彩りを見せてくれるのやら・・ これは、ヤツデの若葉。まさに葉っぱの赤ちゃんと言う感じでした。
鋭く尖った葉先が、この時期の特徴と言えそう。
穏やかな姿に変わる頃には、お似合いのパートナー・カタツムリが・・
まだ、だいぶ先の事でしょうね。
※4/14に都内で撮影